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教育局

生涯学習部

文化財課

秋田県秋田市出身

2021年度採用

文化財主事

情報

文化財主事

Cultural Property Officer

どんなお仕事?

足元に眠る歴史
掘り起こして光を当てる

文化財の保存、保護、活用を目的に、史跡地の保存・整備・管理、埋蔵文化財包蔵地(遺跡)内での発掘調査、天然記念物の保護のほか、民俗芸能のつどいや、発掘調査の成果を紹介する文化財展の開催、市内の小・中学校への出前授業、市民向けの出前講座、普及啓発活動など、幅広い業務に携わります。主に文化財課に所属し、建築、民俗、考古学などさまざまな専門分野の職員と連携して業務を行っています。

現在の業務内容について
教えてください

仙台市内の開発工事に伴う遺跡の発掘調査を行っています。野外での調査終了後は出土した土器や石器などを洗浄、修復、図化(大きさや形状、厚みなどを図面で表すこと)して記録し、報告書を作成します。また、市民の方に文化財を身近に感じてもらえるよう、出前講座・授業の講師や展示イベントなどの普及活動も行います。

インタビュー

この職種を目指したきっかけ・
志望動機は

こどもの頃から歴史が好きで、大学では考古学を専攻し、縄文土器を中心に研究していました。研究を通して習得した知識や発掘調査の経験を通して社会に貢献したいと考え、文化財主事を志望しました。大学時代の4年間を過ごした仙台は住み心地が良く、このまちに住んで働きたいと思ったのも理由の一つです。

魅力・特色

この職種や仙台市ならではの
魅力・特色は

仙台市内は新たな開発工事が多い分、発掘調査も数多く実施されています。旧石器時代から江戸時代、近代までさまざまな時代の遺跡を調べる機会があるのは大きな魅力。出土品を掘りだして終わりではなく、それらを整理することで、時代や当時の人々の暮らしぶりが明らかになるため、非常に奥が深いです。また、震災時の仙台城石垣修復の経験は、熊本地震の際の熊本城復旧に生かされ、先輩職員が現地で復旧支援に携わったと聞き、私もこれからさまざまな現場でたくさん経験を積んでいきたいと思いました。

職場の雰囲気(同僚や上司との関係など)はいかがですか

考古学や歴史学を学んできた職員が多く、好きなことが似ているため話題には事欠きません。誰かが珍しい出土品を持ち帰れば、みんなで集まってわいわい盛り上がります。文化財主事のほか、事務職や土木職、造園職、行政教員などさまざまな職種が集まる中で、多様な視点から意見が飛び交うこともこの職場の特徴だと思います。

職場の雰囲気

やりがいや達成感、また難しさを感じるときは

発掘調査で珍しいものが出土すると、仙台の歴史を紐解く瞬間に立ち会えた気がして達成感を感じます。大規模な現場としては初めて担当した富沢遺跡では、弥生時代から江戸時代までの水田跡が見つかりました。調査成果としては弥生時代から古代にかけて、洪水で運ばれた砂で水田が覆われた後に同じ場所で新しく水田を作ることが繰り返されていたことが明らかになり、長い年月の人々の営みを感じて胸が熱くなりました。また講座や展示イベントで参加者に喜んでもらえると、「やってよかった」とうれしくなります。
一方、発掘調査・整理作業ともに判断に迷うときは、経験不足を痛感します。できないことや分からないことは“のびしろ”と捉え、先輩職員やその分野に詳しい同僚に聞きながら進めています。

挑戦・休暇

これから挑戦してみたいことは

経験がモノをいう職種なので、とにかく知識と経験を上積みしたいです。さまざまな場面に柔軟に対応し、自分なりに考えて効率的に調査・作業を進め正確な判断ができるようになるのに近道はありません。日々の仕事を積み重ね、先輩から多くを学んだうえで文化財についての正しい知識や情報を発信していきたいです。

休暇制度や待遇面はどう感じますか

リフレッシュのため計画的に休むことももちろんですが、体調不良などで急に休ませてもらうことも。有給休暇は取得しやすい環境だと思います。課内では結婚休暇や、育児休暇を取得する男性職員もいて、お互いにフォローし合える体制だと思います。

ONE DAY
SCHEDULE

ある1日のスケジュール

1日のスケジュール
  • 8:30

    出勤

  • 8:40

    朝礼・作業員への指示出し

  • 9:00

    打ち合わせ

  • 10:00

    作成図面の点検・修正指示

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    展示イベントの準備(遺物の取り出しなど)

  • 15:00

    報告書の原稿執筆・編集作業

  • 17:00

    翌日スケジュールの確認・共有

  • 17:15

    退勤

オフのワタシ

オフの過ごし方は

旅行が趣味で、長期休暇を利用して出かけます。自然の美しい風景やご当地グルメも楽しみですが、やはり職業柄、城や寺社仏閣、博物館まで足を延ばすことが多いです。特に西日本は、同じ国内でも寺社の様式や出土品が東日本とはまったく異なるので、旅先でもついつい興味を惹かれてしまいます。

オフの過ごし方

仙台市職員を目指す方への
メッセージを

メッセージ

好きなこと、没頭できることを、仕事として仙台市のためにどう生かすことができるかを考えると働くイメージがわいてくると思います。仙台市は、さまざまな専門分野を学んできた職員と一緒に、多様な経験を積んで視野を広げられる職場だと思います。